引越時、近所に「挨拶する」人の割合は?

アート引越センターの「0123引越文化研究所」は、「引越の内容に関する調査」の結果を6月2日に発表した。調査は5月上旬、2月~4月の間で引越をした20代~40代の男女600人を対象にインターネットにて実施したもの。

はじめにどのように引越を行ったかを尋ねると、「引越業者に依頼」(65.7%)が最も多く、次いで「自分や親族・友人と運んだ」(19.7%)、「引越業者専門業以外に依頼」(10.8%)と続いた。

引越費用は想定予算と比較してどうだったかと尋ねたところ、69.3%が「想定よりも高くなった」と回答。また、家族の引越・単身の引越、県内・県外での引越においても同様で、特に「都道府県外への引越」は、想定よりも高くなった割合が7割を超えた。

利用した有料オプションサービスでは、「荷造り」(43.1%)が最も多く、次いで「ダンボールの回収」(41.9%)、「エアコンの取り外し・取付/洗濯機の接続」(39.6%)と続いた。また、利用したかったサービスについては、トップの「荷造り」(34.3%)に次いで、「荷解き」(28.7%)、「ダンボールの回収」(28.2%)との結果に。

新居または、旧居の近所へ引越の挨拶をした人は75.7%と7割を超えることが判明。また、引越先がマンション(51.4%)より戸建て(73.0%)の方が、賃貸(52.4%)よりも、持ち家(67.9%)の方が、新居へ挨拶をする人が多いことがわかった。さらに、子どもの有無別でみると、子どもがいない(51.7%)家庭よりも、子どもがいる(89.3%)家庭の方が、新居へ挨拶をする人が多い結果に。

また、挨拶の際に手土産を持参したかを尋ねると、旧居へは40.8%、新居へは50.4%が手土産を持参したとの結果だった。