ミニストップ、ソフトクリームに“食べるスプーン”導入 「天才の発想」称賛の声続出

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近年、多くの飲食店でプラスチック削減のため、紙製のストローやスプーンを導入している。ミニストップのソフトクリームに付くプラスチックのスプーンも変更になった。
だが、同店のスプーンは、一味違っていて…。
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9日、ミニストップから「ナガノパープルソフト」(356円)が新発売。長野県産の巨峰とリザマートをかけ合わせた品で、濃厚なぶどうの味が特徴だ。

同メニューの発売に合わせ、ソフトクリームに付くスプーンが、使い捨てのプラスチックから「食べるスプーン」に変わった。このスプーンは、2022年5月末から一部店舗で導入。改良を重ね、全店舗で提供されることになったのだ。
「食べるスプーン」であれば、美味しく食べるだけでなく、ごみを出すこともなく、まさに一石二鳥である。
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近年、プラスチック削減の流れを受け、プラスチック製のスプーンやストローを紙製にする飲食店が増えている。中には、ステンレスストローや竹製のストローなど、環境に配慮しつつも、独自の取り組みをするところもあった。
だが、「食べるスプーン」は前代未聞である。ミニストップのスプーン変更はネット上でも話題に。
「このプラ品対策にはみんながニッコリ」「紙ストローとか苦手だけどこれは最高」「これ考えた人天才すぎるだろ」「食べるものに買える発想はなかった…」など、称賛の声が多数あがっている。
この発想には驚いたが、何度も口を付けるうちにふやけて、フニャフニャになってしまうのではないか…。記者はそんな疑問を抱いたため、実際に食べて確かめることにした。

早速、新発売の「ナガノパープルソフト」を購入。ソフトクリームの外側のコーンのような薄茶色のスプーンが付いている。

恐る恐る「食べるスプーン」ですくったソフトを口に運ぶと、濃厚で芳醇なぶどうの味が口いっぱいに広がる。スプーンに臭みはなく、違和感もない。
気になる「強度」も問題なく、途中で折れたり、フニャフニャにならず、最後まで美味しく食べられた。これだけ口に付けてもふやけないとは驚きだ…。
「食べるスプーン」なので、噛んでみたところ、予想より柔らかい。サクサクした食感を予想していたが、最中の皮のように程よい弾力がある。

ほのかにバターの風味を感じるものの、甘さは控えめ。今回のぶどうはもちろん、どんな味とも合うと思う。
ミニストップのソフトクリームは、チョコや抹茶、いちごなど、季節に合わせて様々な味を提供している。その辺りも考慮して、スプーンの味も変に主張しないよう調整しているのかもしれない。
環境に配慮しつつも、遊び心満載な「食べるスプーン」、ぜひ食べてほしい。