新潟駅の高架化工事にともなってファンに惜しまれながら閉店した立ち食いそば店が１４日、新潟駅構内にリニューアルオープンし、さっそく多くの客が訪れていました。
【齋藤正昂アナウンサー】
「リニューアルが進むＪＲ新潟駅。在来西改札を出て右手すぐのところに、きょう、やなぎ庵が再オープンしました」
【やなぎ庵 藤原 真澄美さん】
「ここから移転して２年半長かったような短かったような」
新潟駅の旧駅舎で営業していたやなぎ庵。駅の高架化に伴い、閉店していましたが、約２年半の時を経て１４日、新潟駅に戻ってきました。
【客】
「麺が不揃いなのが自然っぽいっていうか、手作りっぽくていいなと」
「学生のころも、ここでやなぎ庵があったころに食べていたので、変わらない味だなって感じました」
味は変わりませんが、券売機は最新式に。注文が自動的に厨房に届くようになり、提供時間の短縮が期待されます。そこで…
【齋藤正昂アナウンサー】
「では時間を計ってみたいと思います、発券」
立ち食いそばはおいしさはもちろんスピードが命。
【店員】
「１５９番お待たせいたしました」
タイムは１分３０秒ほど…これからさらに提供スピードを上げていく考えです。
【豊 久保田健嗣 代表取締役】
「やっぱり慣れてないんで、慣れるまで、もうちょっとお時間いただきたいなと」
さらにリニューアルオープンに合わせ、新潟ならではの食材を使った新メニューも登場。
【齋藤正昂アナウンサー】
「そばがかみ応えがありますし、つゆとも合っていて昔懐かしい味ですね、油揚げも肉厚でジューシーです」
昭和から愛されてきた店が再び歴史を刻み始めました。
【客】
「前みたいにねずっと新潟駅の顔じゃないですけど続けて欲しいですよね」