横断歩道で男子専門学校生(17)がはねられて死亡した事故 危険運転致死に問われた男に11年を求刑 「きわめて危険で悪質」

危険運転致死の罪に問われている当時18歳の男の裁判で、検察側は懲役11年を求刑しました。
起訴状などによりますと、名古屋市中川区の(19)の無職の男は、2022年7月中川区一色新町で赤信号を無視して、時速110キロあまりで交差点に進入し、自転車で横断歩道を渡っていた(17)の男子専門学校生をはねて死亡させた危険運転致死の罪に問われています。
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裁判の争点は「赤信号に従う意思があったか、なかったか」で、4日に名古屋地方裁判所で開かれた裁判員裁判で検察側は「交差点に入る直前に前照灯を消していたのは警察の摘発を免れるためで、赤信号を無視する準備行為」だと指摘。「きわめて危険で悪質」だとして、懲役11年を求刑しました。
CBC
一方、弁護側は「危険運転致死罪には当たらない」と述べました。判決は7月12日に言い渡される予定です。