射撃場での銃撃事件で死亡…陸自隊員2人の葬送式が駐屯地で営まれる 遺族や防衛省関係者ら約300人参列

6月に岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で発生した銃撃事件で、死亡した隊員2人の葬送式が、23日営まれました。

名古屋の陸上自衛隊守山駐屯地で午前10時から行われた葬送式には、死亡した隊員の遺族のほか、防衛省の関係者らおよそ300人が参列しました。

参列した元自衛官は取材に対し「(遺族は)沈痛な面持ちで参加されていたし、我々も胸が締め付けられる思いでした」と話しました。

6月14日、岐阜市の日野基本射撃場で起きた事件では、18歳の隊員の男が自動小銃を発砲し、3等陸曹だった八代航佑さん(25)と1等陸曹だった菊松安親さん(52)が死亡、別の隊員1人が大ケガをしました。

殺人などの疑いで送検された隊員の男(18)について、岐阜地検が刑事責任能力などを調べています。