褐色ギャルに逆ナン、セミショート美女とのワンナイトラブに、湘南ならではのハプニング…月9の舞台で聞いた「ドラマのようなひと夏の激アツエピソード」〈リアル・真夏のシンデレラ~男性編〉

今月から始まった月9ドラマ『真夏のシンデレラ』に合わせて、集英社オンラインでは、同作の舞台(ロケ地)にもなった神奈川県・鵠沼海水浴場にて、20代の男女に「あなたのドラマみたいなひと夏の恋」と題してアンケートを実施。前編(#1)では女性の回答について紹介したが、今回は男性編をお届けする――。
ドラマ『真夏のシンデレラ』は、住む世界の異なる男女8人が海で運命的に出会い、複雑に交錯した感情や本音をぶつけ合いながら成長する姿を描く“恋愛群像劇”だ。月9ドラマ(フジテレビ系列)でこうした“王道のラブストーリー”が放送されるのは、実に7年ぶり。そこで取材班は、同作の舞台(ロケ地)にもなった「鵠沼海水浴場」にて、20代の男女に「あなたの忘れられないドラマのようなひと夏の恋は」と題してアンケートを実施。女性編では「ナンパ」や「失恋」といった“恋愛の失敗談”を語る人が多かったが、果たして男性はどうか?
鵠沼海水浴場(撮影/集英社オンライン)
取材当日は「海の日(7月17日)」ということもあり、鵠沼海水浴場は多くの人たちで賑わっていた。小麦色に日焼けした海パン姿の男性たちに声をかけると、それぞれの思い出を語ってくれた――。「ここ(鵠沼海水浴場)で出会った女優の夏菜に似たセミショートのお姉さんがいたんですよ。当時、僕には彼女がいたんですけどあまりうまくいっていなくて、そのお姉さんとは体の関係まで発展してたし、すごく相性もよくて『マジで付き合おうかな?』と悩んでいたんです。でも夏が終わったタイミングで『ごめん、もう会えない。実は韓国に行ってた彼氏が帰ってくるの』とカミングアウトされて…。自分のことを棚に上げるわけじゃないですけど、都合のいい男にされてたわけです。この恋は『ひと夏の魔法だったんだ』って気づきましたね。その後、上手くいってなかった彼女にも振られてゲームオーバー。いろいろと終わりました(苦笑)」(25才・通信インフラ・都内在住)
取材に協力してくれた男性たち(撮影/集英社オンライン)
取材に応じてくれた男性、夏男らしく持参したスピーカーからはTUBEの「あー夏休み」が流れていた(撮影/集英社オンライン)「去年にここ(鵠沼海水浴場)でナンパして、一晩をともにした女性がいるんですけど、アイドル顔のすげえ美人さんで。その後も何度か会って“都合のいい関係”になれて『まさにラッキー』って感じだったんです。それで今年また海開きしたということで、ついこの間『鵠沼一緒に行かん?』とLINEしたら『行かない』ときっぱり断られてしまいまして…。嫌われた理由もさっぱりわからないので、自信を失いました(笑)」(25才・営業・都内在住)“一夜をともにした女性を忘れられない”と語る男性が多かった。男性は女性とはちがって、“遊び相手”でも本気にしてしまうのか、ロマンチストな傾向にあるようだ。
この日も積極的に女性にナンパする人の姿が目立つ。ビーチに寝そべり、肌を焼いていた都内在住の25才の男性(金融営業)に声をかけると、過去にナンパした女性と遊んだ際、“湘南ならではのトラブル”に巻き込まれたという。「自分には彼女がいるんですけど、ほかの女の子とも毎週のようにここ(鵠沼海水浴場)に来ていたら、ある日、海の家の店主に『キミ、毎週違う子と来てるよね』と女の子の前で言われたんです(笑)。それを聞いて女の子の顔は引きつっていたし、とんでもない空気になってしまって…。もちろんその子にはフラれちゃいましたし、『おい!さすがに空気読んでくれよ…』と思いましたね。それ以降、あそこの海の家には絶対に近寄らないようにしています(笑)」
(撮影/集英社オンライン)
さすがは“ナンパの聖地”との呼び声高い“湘南エリア”ということもあり、なんと「女性から逆ナンされた」と語る人も。しかし、そうそううまくはいかないようだ。「ちょうど先日、鵠沼海水浴場に来たら、海の家で褐色ギャルに『一緒に飲もうよ』って誘われたんです。でも、正直あまりタイプではないし、ぜんぜん乗り気になれなくて…。それでも一緒に飲んでいたら、その子が『酔ってきたし海に入って気持ちよくなろ?』と言うから一緒に入ったんです。『深いところ怖いからおんぶして』というので背中におぶったら、『やっぱり抱っこして』と言うから抱っこしたんですけど、そしたら突然その子にキスされまして…。全然嬉しくなかったし、そもそも彼女もいるんで、彼女に申し訳なくて『もう上がろうか』とすぐに切り上げてしまいました…」(23才・運送業・神奈川県在住)
取材に応じてくれた男性(撮影/集英社オンライン)
時刻は夕方の5時すぎ。取材班が最後に声をかけたのは、海岸線に沈みゆく夕日をボーっと眺めていた都内在住の27才(フリーター)男性だ。「一昨年に渋谷・宮下パーク下の飲み屋横丁あたりで、前の職場の先輩が僕のためにナンパしてくれて、2対2で飲むことになったんです。そのうちの1人がハーフっぽい顔立ちをしている清楚なOLっぽい子だったんですけど、奇跡的に付き合うことになって。その子とお祭りに行ったり、花火を見に行ったりして、人生で一番楽しかったですね」しかし恋愛に「終わり」はつきモノ。去年の2月に突然「友達に戻りましょう」と告げられてからは、気持ちの整理が付かず、かなり長い間引きずったという。そんな彼も「今年こそは…」と、こう意気込む。
都内在住の27才(フリーター)男性 (撮影/集英社オンライン)
「『このままじゃダメだ』と思って、さっきオーストラリアからワーホリ(ワーキングホリデー)で日本にやってきた外国人の女の子をナンパしてきました。そしたらインスタのアカウントを交換することになって、今週末飲みに行くことになったんですよ。その子、日本では英語の先生をしてるらしいんですけど、『これは自分を変えるチャンスだ!』と思って頑張ります」ドラマのように、湘南の海では、今日もさまざまな男女の思いが交錯していた――。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班