『Twitter名称変更』に、ジョージア大使がズバリ 「説得力強すぎ」「ごめん笑った」

日本時間2023年7月24日、多くの人が利用しているSNS『Twitter』の名称変更が発表されました。
新しい名称は『X』。起業家のイーロン・マスクが会長兼CTOを務める、X Corp.に、ちなんだ名称でしょう。
突然の名称変更に、ネット上では動揺する声が続出。日本人の利用者からも「名前が変わるのは悲しい」「『Twitter』に戻してくれ」といった声が相次いでいます。
※写真はイメージ
同月25日、インターネットを揺るがす一大ニュースに言及したのは、駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバさん。
母国の情報だけでなく、日本での生活についても積極的に発信しており、レジャバさんのTwitterアカウントは24万人のフォロワー数を誇っています。
『Twitterのインフルエンサー』といっても過言ではないレジャバさんも、今回のニュースには思うところがあった模様。
マスク氏に呼びかける形で、Twitterの名称を変更しないほうがいい理由をつづりました。
ツイッターはXに名前を変えました。日本で、名前を変えることがどれほど大変かは身をもって体験しているから、相談ならいつでも乗るよイーロン。あ、そこのあなた、グルジアじゃないよジョージアだよ。
レジャバさんの母国であるジョージアは、2015年4月まで『グルジア』という国名呼称でした。
呼称が変わってから、早8年。しかし、2023年になっても『ジョージア』という新しい呼称が日本でなかなか広まらないのです!
この8年間、いたるところで「『グルジア』ではなく『ジョージア』ですよ」といい続けてきたという、レジャバ大使。
『名称が変わっても、なかなか世間に浸透しない』ということを、身をもって知っているからこそ、どうしても今回のニュースに物申したかったのでしょう。
自虐的かつ、ちょっぴり切ないレジャバ大使の助言は拡散。多くの日本人から反響が上がりました。
・ごめん、笑った。確かになかなかジョージアって名称は広まらないね…。
・こういう自虐ネタをさらっといえる、レジャバ大使のフランクなお人柄が好き。
・めっちゃ分かる。いまだにJRを『国鉄』と呼ぶ人もいるもんな…。
レジャバ大使は続けて、「決して癇癪(かんしゃく)を起こさず、どれだけ時間がかかっても丁寧に説明を繰り返す」と、新しい名称を広める秘策を伝授。
根気強く「『X』です」と主張していけば、新しい名称が浸透していく…かもしれないということをつづっています。
長年親しまれてきた、Twittter。このアドバイスがマスク氏に届き、『X』という名称が定着する日は来るのでしょうか…!
[文・構成/grape編集部]