市川猿之助容疑者、東京地検が自殺ほう助の罪で起訴

東京地検は28日、歌舞伎俳優の市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)容疑者を自殺ほう助の罪で起訴した。
猿之助被告は6月27日に母親の喜熨斗延子さん(享年75)の自殺を手助けしたとして自殺ほう助の疑いで逮捕され、今月18日に父親の歌舞伎俳優・市川段四郎(本名・喜熨斗弘之)さん(享年76)への同容疑で再逮捕された。数年前から肝臓がんを患って自宅療養していた段四郎さんが、自ら自殺の意思表示をしたとみられる。
猿之助被告は逮捕後の取り調べに「両親の自殺を助けたことに間違いない」「私に関する記事が週刊誌に掲載されることを両親に話したところ、家族3人で次の世界に行こうとなった」と話していた。
◆厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
▼いのちの電話 0570・783・556(午前10時~午後10時)、0120・783・556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)
▼こころの健康相談統一ダイヤル 0570・064・556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)
▼よりそいホットライン 0120・279・338(24時間対応)