もともとは働く人向けの「ネットスーパー」が“危険な暑さ”で人気に 「移動販売」も2~3割 利用客が増える スーパー『バロー』の取り組み 岐阜

東海三県は28日も熱中症警戒アラートが出されました。最大の暑さ対策は「外に出ないこと」。日常の買い物も宅配にするネットスーパーの利用が伸びています。東海地方を中心に展開するスーパーマーケットの「バロー」が、4年前に岐阜県内で始めたネットスーパー「ainoma」。
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生鮮食料品や日用品など、約1万点の商品を注文できて、税別5000円以上は送料無料です。もともと働く人向けに始めたこのサービス。それがこの夏は、暑さ対策に重宝されています。
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(利用者)「車のエアコンをつけるけれど、涼しくなる前に家に着いてしまい(冷凍製品が)溶けてしまった経験が何回もあるので。運んでもらうと溶けないですよね」
(Vソリューション 平野祥太さん)「6月7月は、通常の月よりも約2~3割くらいお客様が増えています」
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ネット販売だけではありません。バローではスーパーがない地域や、外出が困難な高齢者向けに5年前から「移動販売」も行っていますが、こちらも暑さ対策で人気です。約350種の商品をトラックにのせて、個人宅や施設をまわります。
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(利用者)「これだけ暑いと外に出たくなくなっちゃう。ここに来てもらえると助かるね」配達員は単に商品を持ってくるだけではなく、お年寄りに声がけをしたり、話し相手になったりもしているんです。(Vソリューション 平野祥太さん)「特に高齢の方が利用する際は、いつもいる方がいないとか、呼び鈴を鳴らしても出ない時にはお声がけすることも」
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今は、熱中症の4割は“自宅でなってしまう”時代。外に出ないからといって安心はできません。この夏の暑さでいつものサービスが、より重宝されています。