サイバー攻撃受け3日間影響…名古屋港で発生したシステム障害問題で政府がセキュリティー対策等取りまとめへ

名古屋港のコンテナターミナルで2023年7月、サイバー攻撃によるシステム障害が発生した問題を受け、政府がセキュリティー対策などを取りまとめることになりました。

名古屋港のコンテナターミナルでは7月、身代金要求型のウイルス「ランサムウェア」によるサイバー攻撃を受けシステム障害が発生し、3日間にわたりコンテナの積み降ろしができなくなりました。

国土交通省は、コンテナターミナルのセキュリティー対策を検討する委員会を立ち上げ、31日、初会合が開かれました。

会合では名古屋港運協会の関係者や、セキュリティー対策の専門家らが出席し、データのバックアップのあり方などについて議論されたということです。

委員会は、年明けにもセキュリティー対策などについて取りまとめる予定です。