広葉樹合板は8月1日、立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を発表した。商品発売は2023年12月末~2024年1月を予定している。想定価格は300万円(税別)。
立ったまま寝る仮眠ボックス「giraffenap」は、北洋銀行が主催する「知財ビジネスマッチング」でイトーキが所有する開放特許「人体収納用構造体及び睡眠用筐体」についてライセンス契約を締結したことをきっかけに開発がスタートし、発売に向けて商品開発が進められてきた。
疲労や眠気を感じた際に立ったままひと休みできる仮眠ボックス「giraffenap」は、たった20分の短時間でリフレッシュし、疲労回復やストレス軽減、記憶力や集中力の回復、創造力の向上などパフォーマンス向上に役立つ。
北海道大学・台湾の国立成功大学との共同研究により、立ったまま寝た場合に睡眠段階2(軽い寝息をたてる程度の睡眠状態)まで到達。睡眠段階2の状態のまま、30分以上の継続が実証された。仮眠の効果を実感でき熟睡しすぎないため、頭がぼーっとすることなく仕事の復帰も素早く行える。
身体を支えるのは、「頭・お尻・すね・足裏」の4箇所のみ。この4点を固定することで、どんなに脱力してもリラックスできる立ち寝姿勢のキープが可能。
仮眠ボックスの大きさは、小型の公衆電話ボックス程度。ベッドの設置と比較すると、半分のスペースで仮眠環境が導入可能。
giraffenapでは、近未来をイメージした「スペーシア(SPACIA)」と森の中をイメージした「フォレスト(FOREST)」の2つのラインナップをしている。
「ネスカフェ 睡眠カフェ in 原宿」(東京都渋谷区)で8月22日~9月17日、コラボイベント「ネスカフェ 睡眠カフェ × ジラフナップ “立ち寝コーヒーナップ”体験席」を開催決定。giraffenapが体験できる。