熱のこもった部屋 効率的に冷やすにはどうしたらいい?

暑い夏、外出先から帰宅すると、日中に蓄積された熱が部屋にこもっていてエアコンをかけても全然涼しくならない…ということもあるでしょう。熱がこもった部屋の温度をできるだけ早く下げるにはどうしたらいいのでしょうか。
暑さ対策について教えてくれるのは、Instagramで2人暮らしのシンプルで快適な部屋づくりを紹介しているリュウヤ(ryuyano_life)さんです。
日中閉めっぱなしにして暑くなった部屋をすぐに涼しくするには、部屋にこもった熱を外に出す必要があります。
そのために、扇風機を窓際に置いて、窓の外に向けて風を送り出しましょう。
こうすることで、扇風機の周辺の暑い空気を後ろから吸い込んで、前に送り出すことができるのです。部屋の中の暑い空気が徐々に外へ出ていき、部屋の温度も徐々に下がっていきます。
エアコンを使ってもよく冷えている場所と暑い場所があり、部屋の中で温度差ができることがあります。リュウヤさんは、部屋の中の温度差をなくす対処法も教えてくれています。
その方法は、まずエアコンの冷風が当たっている場所を探して扇風機を置きます。その場所は冷たい空気が溜まっているので、扇風機の風で散らすことによって部屋中に循環させることができるのです。
暑い時は冷たい飲み物を飲みたくなりますが、冷蔵庫を見たら「冷やしてなかった!」ということありますよね。リュウヤさんは、「冷えるまで何時間も待てない」という時に役立つ「飲み物を急速に冷やす方法」も紹介しています。
その方法は、水で濡らしたキッチンペーパーを飲み物の缶に巻き付けて、冷蔵庫で冷やすだけです。
30分程度でかなり冷やすことができるのです。これはかなり便利ですね。
短時間で冷える理由は、キッチンペーパーに含まれる水分が蒸発して気体に変化する際に、必要になる熱を缶から奪い取ってくれるためです。
夏におすすめの暑さ対策を3つ紹介しました。部屋を素早く冷やしたい時は扇風機を上手に利用し、飲み物を冷やしたい時はキッチンペーパーを使えば、効率よく快適に冷やすことができます。
[文・構成/grape編集部]