松戸花火大会開催中に中止 風速が10メートルを超え、風向きも観客席向き 実行委「安全が確保できない」 県内最大級2万5千発の打ち上げ予定

松戸市の江戸川河川敷で5日夜開かれた松戸花火大会は、強風のため途中で中止となった。今年の大会は市制施行80周年などを記念し、県内最大級の2万5千発の打ち上げ予定だった。
花火打ち上げは午後7時15分に始まり、強風による中断を数回挟みながら続けられた。風速が10メートルを超え、風向きも観客席向きとなったため、市が中心となる大会実行委員会は「観客の安全が確保できない」として打ち上げ中止を決定、同8時23分に取りやめた。当初の打ち上げ終了予定は同45分だった。
同花火大会はコロナ禍などにより2020、21年は中止。昨年は開催を10月にずらし来場者も1万人に限定しての実施で、今回が本格的な再開だった。