人気歌姫のライブ中に陣痛が… 無事出産し赤ちゃんは歌手と同じ名前に

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いつ来るか分からない陣痛に備え、妊婦は早めに出産の準備をしておくものだ。ところが、ある女性は待ちに待った人気歌手のライブ中に陣痛が来てしまったそうで…。
当時のストーリーを、アメリカの『Entertainment Tonight』や『USA Today』が報じている。
このたび話題となっている女性は、ニューヨーク州オールバニーに暮らすアンジェラ・マーサーさん。人気歌手P!NK(ピンク)の大ファンだという。
彼女はマサチューセッツ州のボストンで、P!NKのライブ『サマー・カーニバル・ツアー』が開催されると知り、チケットを購入した。妊娠31週目だったが、出産予定日まではまだ9週間もあり、先月31日に家族とともにライブに向け出発したという。
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ところが会場に到着すると、アンジェラさんは腹部に強い痛みを感じたため、主治医に電話でその旨を伝えた。
近隣の産婦人科を受診するようすすめられ、彼女は泣く泣くライブを断念。会場からタクシーを探したが、ひどい渋滞でなかなか車が捕まらない。
「歩いた方が早い」と彼女は陣痛をこらえ、約1.6km離れたブリガム・アンド・ウーマンズ・ホスピタルへと向かった。
その後、アンジェラさんは無事に男の子を出産した。早産のため赤ちゃんはNICUに入院したが、P!NKの本名「アレシア・ベス・ムーア・ハート」にちなみ、息子にはアイセン・ハートくんと命名したことをメディアに明かしている。
さらに大好きなP!NKに向け、「このライブを逃してしまったので、再スケジュールを希望しています」と熱いメッセージを送った。
P!NKといえば6月25日、イギリスのロンドンで行われたライブ中に、ファンから母親の遺灰を投げつけられたことが話題になった。
彼女はそのビニール袋を拾うと「どうすればいいのかしら…」と困惑しつつも、慎重にステージの隅に寄せる動画が拡散されていた。
若い頃は素行不良で知られていたP!NKも、今では2児の母。夫との関係も良好で、すっかり「家族ファースト」の良き妻、母親となっている。