新潟市で地域住民による落語の発表会 小学生が「寿限無」を熱演 「笑ってくれてうれしかった」

新潟市の公民館で8月20日、地域の人たちが噺家となって出演する落語会が開かれ、小学生も練習を重ねた落語を披露しました。

新潟市中央区の鳥屋野地区公民館で開かれた落語の発表会。
高座に上がったのは鳥屋野地区などに住む小学生3人と大人6人です。

この催しは落語を演じる喜びを味わってもらおうと公民館が企画。
出演者は新潟市出身の落語家・水都家艶笑さんの指導を受け、自主練習を積んできました。

小学4年生の神下直樹さんは、長い名前を早口に言い立てる古典落語「寿限無」に挑戦しました。

【神下直樹さん】
「寿限無 寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚 水行末 雲来末 風来末・・・」

神下さんは最後まで演じ切りました。

【神下直樹さん】
「すごく緊張しました。途中ちょっと名前を忘れたりして大丈夫かなと思ったけど、笑ってくれたのがうれしかった」

【観客】
「緊張しながらもこなしているところは見事じゃないですか。我々も見習うところがいっぱいありますよ」

会場は笑いの渦に包まれていました。