JR東日本の駅ナカにあるジューススタンド「ハニーズバー」が8月31日をもって、全店閉店となることが明らかになった。
「ハニーズバー」は、はちみつやフルーツ、野菜、ミルク、ヨーグルトなどをベースにフレッシュでナチュラルな甘味のジュースを提供するジューススタンド。’07年7月、池袋山手外回りホーム店と池袋山手内回りホーム店の2店舗の開業以降、’18年頃には44店舗まで拡大した。しかし、8月31日をもって、現在ある13店舗全てを閉店するという。
8月上旬ごろから、SNS上では同店が掲出していた閉店を告知する張り紙が話題に。閉店を惜しむ声が相次いでいた。
《JRのハニーズバー、8月末で閉店なんですね。たしかに最近店舗が少なくなってきてはいましたね。ミックスジュース好きでよく飲んでたんですが、残念です》《ハニーズバー結構愛飲してたので今月末で全店閉店は悲しい…今日時間があったのでミックス。閉店する前にまた飲もう》《東京の駅ナカといえばハニーズバーってイメージだったけど。全店閉店するのか………》
「ハニーズバー」を運営する、株式会社JR東日本クロスステーションフーズカンパニーの担当者は、本誌の取材に対し、今回の全店閉店について「経営改善の取り組みの一環として、幅広い業種・業態の整理、事業性を検討した結果、ハニーズバー事業の撤退が決まりました」と説明。
今後、ハニーズバーと同様の形態で新たな店舗を出店する可能性については、「現時点でジュースバー業態の出店計画はありません」と回答があった。
閉店前に思い出の一杯を味わってはどうだろう。