医師 砂川玄哉被告(42)歩道で女性の臀部を触ったとして起訴された。福岡地裁は8日、罰金50万円の判決を言い渡しました。

◆「体に触れたことはない」と起訴内容を否認していた

判決によりますと、福岡市内の総合病院に勤務していた砂川玄哉被告は去年11月、早良区西新の歩道で20代の女性の臀部をズボンの上から2回触りました。砂川被告はこれまでの審理で「体に触れたことはない」などと述べ、福岡県迷惑防止条例違反の起訴内容を否認していました。

◆裁判官「自己保身的な供述」罰金50万円の判決

8日の判決で福岡地裁の板東恵里裁判官は「臀部に触れた時間が短くても悪質」と指摘。そのうえで「自己保身的な供述をしている。反省しているとはいえない」などと述べ砂川被告に罰金50万円の判決を言い渡しました。