「金銭的な余裕がなく遊ぶ金目的」自衛官が同僚隊員5人の財布から現金盗み懲戒免職 報告怠った上司も減給に

岐阜県各務原市の航空自衛隊岐阜基地の男性隊員が、同僚の財布から現金20万円ほどを盗み、24日付けで懲戒免職となりました。

航空自衛隊によりますと、岐阜基地の男性空士長(25)は2022年12月から2023年4月にかけて、同僚の隊員5人の財布から計20万円ほどの現金を盗んでいました。

自衛隊の聞き取りに対し、「借金を抱え金銭的な余裕がなかった。遊ぶ金目的だった」という趣旨の説明をしていて、24日付けで懲戒免職処分となりました。

上司にあたる男性3等空佐(50代)は、2022年12月の時点で事態を把握していながら「更生に期待した」と自身による指導にとどめ、隊への報告を怠ったとして、減給30分の1、1カ月の処分を受けています。