晩夏彩る8万本 畑一面のヒマワリ見頃 多古町、9月上旬ごろまで

多古町喜多地区の国道296号線沿いの休耕地で、住民が栽培するヒマワリ約8万本が見頃を迎えている。晩夏を彩る黄色の大輪が畑一面に広がり、訪れた人を和ませている。9月上旬ごろまで楽しめるという。
町のイメージ向上などを目的に、同地区の「喜多地域資源保全向上協議会」が2013年から高齢化などによる不耕作地の有効活用策として栽培を始めた。
約8千平方メートルの畑には家族連れらが足を運び、思い思いに満喫していた。町内から家族で訪れた小学1年、金田実和さん(6)は「たくさんヒマワリが咲いていてすごい。一斉に見られている感じがして少し怖かった」と話した。
ヒマワリ畑近くに駐車場あり。同協議会のメンバーは「成田空港側から町への玄関口に畑がある。ヒマワリを眺めに足を運んで」と呼び掛けている。