秋を代表する魚「サンマ」と「サケ」。今季の水揚げについて取材しました。
8月28日、競りの声が響いていた新潟市中央卸売市場。
【記者リポート】
「秋といえば、やっぱりオススメの魚はサンマ。お盆明けからどんどん入荷してきているということです」
5年ほど前から海水温の上昇などにより水揚げ量が減少傾向にあるサンマ。
去年はおととしの半分程度まで水揚げ量が落ち込み、深刻な状況となっていましたが、今年は去年の水揚げ量を1割~2割ほど上回るのではないかと見られています。
【新潟冷蔵 鮮魚部第一課 斎藤政嗣 部長代理】
「予想としては、昨年よりは若干、量もサイズも上向いていると思う」
その水揚げ量によって変動するのが価格です。
【新潟冷蔵 鮮魚部第一課 斎藤政嗣 部長代理】
「価格はちょっと高い状態で始まったが、今後、水揚げが増えてくればお求めやすい価格まで下がっていくと思われる」
そして、秋を代表するもう一つの魚が「サケ」。
【新潟冷蔵 鮮魚部第一課 斎藤政嗣 部長代理】
「今年は昨年に比べて、若干大きいサイズでスタートした。今後の予想としても、昨年よりは良い状況」
今年は身がふっくらとしていて大きめのものが多く、価格も例年通り10月~11月にかけて落ち着く見込みです。
【新潟冷蔵 鮮魚部第一課 斎藤政嗣 部長代理】
「この秋、何度も食べていただいて、季節を感じてもらえればと思う」