動物保護施設に預けられる動物の中には、さまざまな事情ですぐには里親の募集ができない動物がいます。
アメリカのテネシー州にある『マッケイミー・アニマルセンター』にいる、猫のフロウちゃんもそんな動物の1匹。
フロウちゃんは保護された時、顔に大けがをしていて、特に両目とアゴに重傷を負っていたそうです。
その結果、フロウちゃんは両目を失い、アゴは大きな手術が必要になりました。
そんなひどいケガを負いながらも、フロウちゃんは常に人懐っこくて社交的だったといいます。
フロウちゃんが保護されてから約1か月半が経った頃、『マッケイミー・アニマルセンター』はSNSでフロウちゃんを紹介しました。
ケガから完全に回復したフロウちゃんが、ついに里親を募集することになったのです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
McKamey Animal Center(@mckameycenter)がシェアした投稿
まるでお姫様のドレスのような、華やかなピンクの服を着たフロウちゃん。
フロウちゃんの穏やかな表情からは、今にも甘えた声ですり寄ってきてくれそうな感じが伝わります。
目が見えない生活に徐々に慣れている最中というフロウちゃんは、時折、壁や物にぶつかることもあるのだとか。
「彼女はとても自信に満ちた1歳の女の子で、最高に美しい猫のプリンセスです!」とつづられた投稿には、フロウちゃんの愛らしさにメロメロになる人が続出しました。
・この猫は本当にゴージャス!なんてかわいいんだろう。
・フロウちゃんに恋をしてしまった。
・美しい天使のようなこの猫には最高の家族がふさわしい!
そして、これらの投稿からまもなく、フロウちゃんに家族ができたということです!
フロウちゃんが何より好きなのは、おやつでも昼寝でもなく、ブラッシングされることなのだそう。
まさに『プリンセス』と呼ばれるのにふさわしいですね。
今頃はきっと新しい家族から思う存分ブラッシングをしてもらって、美しさに磨きをかけていることでしょう!
[文・構成/grape編集部]