無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典 第8回 「よその子は〇〇らしいよ」まずお前が手本を見せろ!

「地雷ワード」とは、夫婦間で交わされる日常の会話のなかで、ふとした瞬間に相手の機嫌を損ねたり、傷つけたりするひと言のこと。夫婦問題研究家の岡野あつこさんが、夫が妻に言いがちな「地雷ワード」と、地雷を踏む可能性を回避する「言い換えワード」を解説した『無自覚な夫のための地雷ワード事典』(日本文芸社)から、一部を編集・抜粋してご紹介します。

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夫にとっては何気なく言っただけのひと言。しかし気づかいが足りないと、悪気がなくても妻を怒らせたり、傷つけたりすることも……。妻に対して夫が“言いがち”な地雷ワードを学んでいきましょう。
○行動を伴わない豆知識は逆効果を生むだけ

時刻は20時過ぎ。夕食後にスマホ片手にソファでくつろぐ夫。子どもはまだ寝ておらず、食事の片づけを終えた妻がリビングに来て一休みしようと腰かけた瞬間、夫から発せられたひと言。寝かしつけをするわけでもないのに、わざわざ「我が家は19時にはぐっすりです!」「19時に寝ると脳の発育に良い」などと書いてあるサイトのスマホ画面を見せてきて、「19時に寝かせるメリット」などを解説してくださいます。「オレは子どもの正しい育て方についてきちんと考えている」というアピールなのかもしれませんが、行動がまったく伴っていないことに気づいておらず、その発言に対して妻がどんな印象を持つか想像できないようです。

○【地雷ワード】の言い換えは?

「19時に寝かしつけたいときは、どうしたらいいんだろうね」

よその家族の例を出すのではなく、自分たち家族の問題としてとらえることが大事。子どものことでこうしたいという希望がある場合には、妻にどうしたらよいか相談を持ちかけるような言い方をするとよいでしょう。

本連載は、夫婦問題研究家の岡野あつこさん監修による 『無自覚な夫のための地雷ワード事典』より、一部を抜粋してご紹介しています。

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○『無自覚な夫のための地雷ワード事典』(日本文芸社)
著者:岡野あつこ

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