照明の工夫してる? 4つのポイントで節電効果を促進 簡単な方法で上手な節電を

快適な生活には電気は必要不可欠。しかし、電気料金の高騰も気になるところです。室内の照明をコントロールして、上手な節電をしてみませんか。政府広報がおすすめする照明の節電ポイントを紹介します。
高騰する電気料金に、できる限りの節電を考えている人は多いでしょう。無理な節電は快適な生活に支障が出てしまいかねませんが、上手な節電ができるポイントがあればぜひ取り入れてみたいと思いませんか。
節電できるものはたくさんあります。とくに家電、照明など、身近なもので簡単にできる節電方法を取り入れてみましょう。政府広報オンラインが発信する、上手な照明の使い方を参考に紹介します。
照明器具に汚れが溜まると、せっかく電気を使っていても明るさが保ちづらくなります。ランプ、かさ、電球など、できるだけ小まめに掃除しましょう。
とくにダイニングキッチンは汚れやすいため、気付いたらキュッと拭く習慣を付けてみてはいかがでしょうか。
照明は必要な時だけ使うようにしましょう。当然の話ですが、点灯している時間が長ければ長いほど電力を使うため、電気料金もアップしてしまいます。家や部屋を長時間空ける時があれば、消しても支障のない電気を消してから出かけましょう。
ただ、蛍光ランプは頻繁な点滅によって寿命が縮むそうです。頻繁に消す照明、機会がある時だけ消す照明など、分けて考えながらコントロールするとよさそうですね。
白熱電球から電球形蛍光ランプに交換するのもおすすめの節電方法です。白熱電球はあたたかみのある光が美しいのですが、消費電力が多いことがネックになります。
節電を考えるのなら、より消費電力が少ない電球形蛍光ランプに取り替えましょう。年間で約2千270円の節約になるそうですよ。
電球形LEDも白熱電球より消費電力が少ないため、おすすめの節電方法です。年間で約2千430円の節約が実現します。前述の電球形蛍光ランプも電球形LEDランプも、年間2千時間使用できます。
白熱電球の使用時間は1千時間~2千時間のため、同等か、それ以上のコストパフォーマンスが期待できるのも嬉しいポイントですね。
「照明で節電」というと、部屋が暗くなってしまうのでは、と心配になるかもしれません。でも、この方法ならそんな心配はなさそうですね。
政府広報がおすすめする4つの節電ポイントは、どれも簡単に取り入れられるものばかりです。もっと節電をしたい! と考えているのなら、ぜひライフスタイルで上手に使ってみてください。
節電を意識して照明を見たり、軽く拭いてみたりすると、「意外と汚れているな…」と気になるものです。これを機に、しっかり掃除してみるのもいいかもしれません。
まずは、シェードの掃除です。ハンディモップなどでほこりを取ったら、拭き掃除をしましょう。アクリル製やガラス製、金属製のシェードの場合は水拭きもできますが、メッキや紙製、木製、竹製などの場合は乾拭きしましょう。
水拭きでも油汚れなどが落ちなかった場合は、スポンジに中性洗剤を付けて優しくこすり、その後に水拭き、乾拭きするときれいになります。
シーリングライトのようなシェードが完全に電球を覆っているものの場合、説明書に従ってシェードを取り外しての掃除が可能です。
電球自体も汚れている場合は、取り外して拭き掃除ができます。この時、口金部分が濡れると漏電につながる恐れがあるため、濡らさないように注意しましょう。もし濡れてしまった場合は、しっかり乾かしてから取り付けるようにしてください。
なお、照明を掃除する際は、電源を落とし、熱が冷めるのを待ってから行いましょう。
[文・構成/grape編集部]