京葉銀本店前に憩いの場 「パレットテラス」、歩きたくなる街へ

京葉銀行は、創立80周年記念事業の一環として、本店営業部(千葉市中央区)前の千葉駅前大通りの歩道上に、市民らの憩いのスペースとして「パレットテラス」を開設した。
同テラスは千葉市が進める歩きたくなるまちづくりに協力し、同市の許可を得て設置。全長8メートル50センチ、幅3メートル60センチで、2人掛けの樹脂製ベンチ6脚を置いた。
完成の記念イベントで同行の熊谷俊行頭取は「市民がいつでも気軽に気持ち良く利用できるスペースになってほしい」とあいさつ。同市の神谷俊一市長は「駅前大通りを交流や滞在の場にしていきたい。その第一歩になるのでは」と期待した。同イベントでは地元のジャズバンドが演奏を披露した=写真。
名称は公募で決定。同テラスの名付け親になった習志野市の会社員、山下奈津季さん(32)は「立ち寄った方の暮らしに豊かな時間を刻んでほしい」と話した。
同行は周辺で行うイベントの飲食場所としての他、市民による音楽演奏のステージなどへの活用も検討していく。