全国一の暑さに…新潟市秋葉区で観測史上最高の39.4℃観測 消防隊員は訓練に汗「滝のように汗が…」

新潟県内は8月31日も朝から気温が上がり、新潟市秋葉区では最高気温39.4℃を記録し全国一の暑さとなりました。こうした暑さに負けず、阿賀町の消防本部では災害に備えて訓練に汗を流す隊員の姿が見られました。

フェーン現象により各地で気温が上がった県内。

新潟市秋葉区は全国で最も暑い39.4℃を観測するなど、23地点で猛暑日となりました。

最高気温が全国で3番目に高い38.4℃まで上がった阿賀町津川では、消防隊員が火災の発生に備え、訓練に励んでいました。

防火服や酸素ボンベなど約20kgの装備を身につけ訓練を行う隊員の額からは大量の汗が…

【隊員】
「保冷剤も入れているけど、やっぱり動くと暑い」

【隊員】
「汗が止まらなく出てくる。普通に生活していても汗はかくと思うが、滝のようにというか、事前に水分を取っていても全部出ていってしまう」

阿賀町消防本部では、気温に応じて時間の短縮や保冷剤で体を冷やすなど熱中症対策を徹底しながら訓練を実施。

火災などが暑い日を避けてくれるわけではないため、準備を怠ることはありません。

【阿賀町消防本部 予防課 吉村幸則 課長補佐】
「人命を救出する活動を行っているので、なるべくそういう訓練を通した中で自分の持てるスペックや戦術を考えながらやっているのが現状」

県内は9月1日も最高気温が阿賀町津川で38℃、長岡市で37℃などと予想されていて、引き続き、熱中症に厳重な警戒が必要です。