神社の“さい銭泥棒”で逮捕され自供…寺にある建物に侵入しお布施等200万円余り盗んだか 31歳男逮捕

三重県名張市の寺からお布施など200万円あまりを盗んだとして、31歳の男が逮捕されました。

逮捕されたのは、名張市の無職・田口智博容疑者(31)です。

警察によりますと、田口容疑者は2023年2月、名張市の寺にある住職や家族が住む建物に侵入し、タンスの中などにあったお布施などの現金合わせて210万円ほどを盗んだ疑いが持たれています。

当時、建物に鍵はかかっておらず、住職は別の部屋にいたということです。

田口容疑者は4月、伊賀市内の神社でさい銭を盗んだとして逮捕されていて、その後の調べで今回の犯行を自供したということです。

調べに対し、田口容疑者は盗んだ現金について、「食事や欲しいものの購入に使った」という趣旨の供述をしていて、警察が余罪などを調べています。