利用拡大へ!“新潟東港”を首都圏の物流業者にPR アクセス良好・災害に備えたバックアップ拠点にも

新潟港のさらなる利用拡大を図ろうと、新潟東港で首都圏に事業所を置く物流業者などに対してコンテナターミナルなどの見学会が開かれました。

9月7日、新潟市北区の新潟東港コンテナターミナルで開かれた現地見学会には、首都圏に事業所を置く物流業者など5社が参加しました。

新潟港のさらなる利用拡大を図ろうと、県は毎年都内で荷主などに対してセミナーを開いていて、この日はターミナル内の設備などを案内して回りました。

【新潟国際貿易ターミナル 藤田正信 課長】
「新潟のかまぼこ屋さんは全国でも有名なところが多いので、皆さんが食べているかまぼこの原料がここに来ている」

中国や韓国などとの航路があり、日本海側最大の拠点港として現在も年間約17万本のコンテナが発着している新潟東港。

高速道路にも近く、東北や関東・北陸とのアクセスも良いことから訪れた業者も…

【荷主】
「通所の貨物は京浜港から今出しているけど、中国とか台湾・韓国向けに京浜港から出すより、逆に新潟港から出す方が近いという部分もある」

また、首都直下型地震など太平洋側での大規模災害に備えたバックアップ拠点としても注目されています。

【新潟国際貿易ターミナル 青山正裕 社長】
「関東で地震があったり、あるいは南海トラフの地震があったり、太平洋側の主要港が使えなくなることも将来可能性としてはあるので、新潟港をうまく代替港として利用していただけるようPRしていく」