ドラマ「VIVANT」で人気“ドラムさん” 「日本語しゃべれるんですか?」の質問に

日本警察と自衛隊の秘密情報部隊“別班”が、国際テロ組織の謎を追っていくドラマ、日曜劇場「VIVANT」。いよいよ佳境に入ってきましたが、その「VIVANT」で、阿部寛さん演じる公安・野崎の右腕として大活躍しているのが、ドラムです。キュートで、それでいて頼りになるドラム。そのドラムさんが、CBCテレビ「チャント!」のスタジオに遊びにきてくれました。
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(ドラムさん・翻訳アプリで)「東海地方の皆さんこんにちは!私はドラムです」(CBCテレビ「チャント!」夏目みな美キャスター)「今大人気のドラムさんにお会いできて、今日は嬉しいです」(ドラムさん・翻訳アプリで)「超カワイイ。超カワイイ」(夏目キャスター)「…私が、私がということでいいですか。勘違いじゃなくていいんですか」(ドラムさん・翻訳アプリで)「仕事。仕事」(夏目キャスター)「笑。いや本当にできる男、ドラムが今垣間見えましたね。リップサービスもできてしまう…。そんなドラムさんをお迎えして、今日は実はまだまだあった東海地方のロケ地を紹介します」
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先回は「VIVANT」のロケで使用された、愛知県豊橋市の広小路通りや、駅前の焼き肉屋さんをご紹介しました。しかし実は、まだあったんです。
それが、愛知県庁です。県庁のどこで撮影されたのか。撮影に立ち会ったという愛知県観光振興課の髙橋一真さんに案内していただきました。
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(愛知県観光振興課 髙橋一真さん)「こちらが『VIVANT』の撮影が行われた愛知県庁の正庁になります」正庁は昭和初期に作られ、幹部を集めた儀式や国賓らの来庁時に使用されている部屋です。普段、一般の人は入ることができません。
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そんな正庁で撮影されたのが、第2話、バルカ共和国の日本大使館という設定で、檀れいさん演じる日本大使と、堺さんらの食事シーン。(愛知県観光振興課 髙橋一真さん)「こちらに堺雅人さんが座られまして、この辺りに二階堂ふみさんが座られました。やっぱり役者さんだったりとかスタッフの方がとても真剣に撮影に取り組まれてたので、そのすごい緊張感が、ヒリヒリと伝わってきました。すごく僕も緊張しまして、もう常に歩くときとかも音が出ないように…」
撮影されたのは今年4月。職員がいない土・日2日間で行われたそうなんですが、愛知県庁ならではの苦労も。
(愛知県観光振興課 髙橋一真さん)「この愛知県庁自体が国の重要文化財に指定されているので、食事っていうと、いろいろこぼしたりする可能性があるというので、汚してはいけないという問題があったんですけれど、結構スタッフの方とも調整させていただきまして、飲み物はゼラチンで固めて、実際こぼれない感じで協力いただきました。出演者の皆さんも、絨毯を汚してはいけないという、普段あまり味わうことのない緊張感の中、演じていたようで、(阿部 寛さんがエビの天ぷらを配るシーンで)すごく緊張されている感じは伝わってきました」
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東海地方のロケ地はまだまだあります。第2話で乃木たちの行方を追うバルカ警察の捜査本部、実は名古屋市の日本陶磁器センターでロケが行われたんです。そして第5話、公安の野崎と電話するFBIの廊下。これは実は名古屋市役所の渡り廊下なんです。
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まだまだあります。第7話、“別班”の会議シーン。実はこちらは名古屋商工会議所のホール。愛知県で多くのロケがあったんですね。
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…そしてロケ地というと、2か月半にわたるモンゴルロケがあったということをお聞きしました。モンゴルはいかがでしたかドラムさん…。(ドラムさん・翻訳アプリで)「動物さんたちと仲良く頑張りました」
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(夏目キャスター)「確かにラクダとか馬とか羊とかいっぱい出てきて、風景もドラマを盛り立ててくれるポイントでした。実は名古屋でも、モンゴルを味わえるスポットがあるんですよ」
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名古屋・中区にあるモンゴルレストラン「シンキロー」。一見普通のビルですが、階段を上って中に入ってみると、大きなゲルが。「VIVANT」でも登場したモンゴルの伝統的な住居が、名古屋の街中に再現されているんです。
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そしてこの日はほぼ満席。お客さんに聞いてみると…(客)「(店に来たきっかけは)『VIVANT』」「ちょうど『VIVANT』と見ていたので『あっモンゴルやん!』ってなりました」 約半数が「VIVANT」ウォッチャーでした。“「VIVANT」現象に”お店の人は。(シルクロード 2代目オーナーボヤンさん・内モンゴル出身)「『VIVANT』効果あります。めちゃくちゃうれしいです」
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お店の一押し料理は、モンゴルの伝統料理で、熱した石の上で、牛肉と野菜を焼いた“ホルホグ”(1480円)。岩塩のみのシンプルな味付けが、素材の味を引き立てています。
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その他にもモンゴルの家庭料理“ホーシュラ”(2枚680円)は、皮からすべて手作りで、とてもジュ-シー。数種類のスパイスをまぶした“羊肉の串焼き”(2本680円)や、ニンニクの香りと岩塩のうまみが効いた“モンゴル岩塩焼めし”(830円)などが人気です。と、ここでお店に来ていたお客さんから「日本語しゃべれるんですか?」と、ドラムさんに直球の質問が…。
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質問に対してドラムさんは…。(ドラムさん・翻訳アプリで)「ヒミツ、ヒミツ」お茶目なドラムさんが出演する日曜劇場「VIVANT」。どんな展開になるのか、目が離せません。