「マジか」「知らなかった」 警視庁が教える『重い荷物の運び方』とは?

ビールケースなどの重い荷物を運ぶ時、みなさんはどのようにして持っていますか。
持ち慣れない重い物を無理をして運んだ結果、腰を痛めてしまった経験がある人もいるでしょう。
実は、持ち方を少し工夫するだけで腰への負担が軽くなるというのです!
重い荷物の持ち方を公開したのは、災害時などに使える知識を配信している、警視庁警備部災害対策課(以下、警視庁)のX(Twitter)アカウント。
警視庁の担当者は、酒店の店員がビールケースを運ぶ際に少し変わった持ち方をしているのを見かけたそうです。
それは、ケースの内側から手を通して逆手で持つ方法!
これは重い荷物を運ぶ際に、腰への負担を軽くするための持ち方なのだとか。
取っ手が付いている荷物は、外側から順手で持つ人が多いでしょう。手首を返すだけで負担を軽減することができるなら驚きですね!
実際に担当者が試してみたところ、順手で持つ時よりも腰への負担が少なく感じたとのこと。「災害時の物資搬送などでも役に立ちそうです」とつづっています。
酒屋さんがビールケース内側の取っ手部に手を掛けて運んでいるのを見かけました。これは重い荷物を運ぶ時に腰の負担を軽くするのが理由だそうです。そこで取っ手のある入れ物で試してみたところ、なるほど普通に運ぶよりも腰の負担は少なく感じました。災害時の物資搬送等でも役に立ちそうです。 pic.twitter.com/pXuQ2lpvZ4
投稿を見た人からは、「マジですか?勉強になります」「普段の大工仕事でも応用できそう」といった声が続々と寄せられました。
肩や手首を痛めている人は、かえって悪化させてしまう危険性もあるため、くれぐれも無理のない範囲で試すのがよいでしょう。
取っ手のつかみ方1つで、身体への負担を軽減できる裏技。覚えておくと役に立つかもしれません!
[文・構成/grape編集部]