丸亀製麺、ジャニーズ起用見送りで“人気メニュー”を惜しむ声 「来年も食べたかった…」

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ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、各企業がジャニーズタレントの広告起用を見送っている。13日には、丸亀製麺などを展開する外食大手トリドールホールディングスも、同様の方針を示した。
ネット上では、「あのメニュー」を惜しむ声があがっていて…。
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7日、ジャニーズ事務所が記者会見を実施し、創業者による性加害の事実を認めた。その後、ジャニーズタレントを起用していたアサヒグループホールディングスやマクドナルド、花王などが広告やCM起用中止を発表。
そんな中、丸亀製麺も見送りを表明したことで、「広告見送りドミノ」はますます加速しそうだ。
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丸亀製麺とジャニーズと聞いて、TOKIO・松岡昌宏と共同開発した「トマたまカレーうどん」を思い浮かべる人も多いのでは。同メニューは、ニンニク、カイエンペッパー、しょうが、ごま油、トマトを合わせたもの。

ニンニクとカイエンペッパーによるパンチと辛さ、野菜の甘みとトマトの酸味、卵が絶妙にマッチした一杯だ。2021年に期間限定で発売したところ、1ヶ月で100万食を売り上げ、22年、23年と夏の限定メニューとして販売され、人気メニューとなっていた。
ジャニーズタレントの起用を見送るというのであれば、松岡とのコラボメニューも終了するということだろうか。改めて、丸亀製麺を運営するトリドールホールディングスに取材した。
今後、TOKIOを含めジャニーズタレントを起用するか、来年以降「トマたまカレーうどん」を提供するのか。
この2点に関して問い合わせたところ、「ジャニー喜多川元社長による性加害は、当社グループで掲げている人権方針に反することであり、誠に遺憾です。ジャニーズ事務所に対して、再発防止策の徹底と被害者への真摯な対応を求めてまいります。今後の所属タレントの起用については、事務所の取り組み状況を注視し、適切な対応がとられるまで見送る方針です」(トリドールホールディングス)とのことだった。
今回の発表を受けて、「トマたまカレーうどん」の行方を気にする人は多いようだ。
ネット上では、「トマたまカレーうどんの味ドンピシャだったから、来年も食べたかった…」「トマたまカレーうどん、もう食べられないの?」「あの味が忘れられん」「あれがないと夏が来た気がしません」など、人気メニューを惜しむ声があがっている。
ジャニーズ事務所の性加害問題はさらなる波紋を呼びそうだ。
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に取材。飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。今期の推しは、『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)と『ばらかもん』(同系)。『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)の行方も気になる毎日。