大学受験の推薦入試対策を専門にする那覇市のＬｏｏｈｃｓ（ルークス）志塾沖縄校舎が、毎月の授業を無償化するサポート制度の利用を募集している。推薦入試を採用する大学が増える中、経済的な理由で推薦に特化した塾に通えない子どもを応援する。
関連記事中1と母親、そろって国家試験に合格！ 朝5時から勉強 息子は5度目、母は3度目の挑戦で・・・ 沖縄県八重瀬町の東風平中学校に通う平良力也さん（１３）と母親の富士乃さん（４５）がこのほど、ガソリンや灯油などを・・・www.okinawatimes.co.jp 県内で３年前に開校した塾はこれまで４０人ほどが通い、慶應義塾大や早稲田大など県外の私立大に合格者を出している。一般的な塾の形式とは異なり、生徒が目指す将来像を実現するための大学選びや志望理由書の内容などをサポートしている。
無償サポートの制度では週に１度の授業を月に３回受けられ、自習室の利用や講師への相談は自由に行える。
講師の小泉のの花さん、東郷健太郎さんが１月３０日、沖縄タイムス社を訪れ「これまでは問い合わせがあっても費用面で塾に通えず、推薦を諦める子がいた。そうした子のチャンスをつぶさないためのサポート」と意義を語った。
募集要項や応募のフォームはネットに掲載されている。募集は２月２８日まで。詳細はこちら。
（社会部・銘苅一哲）