先日WB Gamesから発売された『ホグワーツ・レガシー』では、オリジナルの杖を作成可能。そんな中、最強を追い求めて「ニワトコの杖」の再現を試みたユーザーらからの報告が相次いでいる。
同作では、序盤にホグズミードに行った際にオリバンダー老人の杖屋で購入することとなるのだが、その際に自分で杖の素材や外観、性質や芯材をカスタムすることが可能だ。素材は38種類、芯材は3種類から選択することができるため、本編登場キャラクターの杖の素材に合わせて作ることもできるぞ。
ネット上を確認してみると、どうやら「ニワトコの杖」の再現に挑戦したユーザーが多いようだ。
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ニワトコの杖とは、映画『ハリー・ポッター』シリーズで登場した杖。伝説の「死の秘宝」のひとつであり、魔法界史上最強の杖とされている。映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズの宿敵ゲラート・グリンデルバルドや、アルバス・ダンブルドアらが所有していた。
ニワトコの杖は、通常の魔法では直せない折れた杖を修復するなど、一般的には不可能とされる魔術の妙技も繰り出すことが可能だ。
『ホグワーツ・レガシー』ニワトコの杖を作りたいユーザー続出も…の画像はこちら >>
しかし、同作では素材にニワトコを選ぶことはできるものの、ニワトコの杖の芯材である「セストラスの尾の毛」を選ぶことができない。さらに、ニワトコの杖は長さが15インチなのだが、同作で選択できる杖の長さは14.5インチまで。
映画『ハリー・ポッター』シリーズに登場したギャリック・オリバンダーが店主になるまでは様々な素材で杖を作っていたと言われているため、今作に登場するゲボルド・オリバンダーの時代であればニワトコの杖を再現できるかと考えていたのだが、さすがに最強の杖は再現することができないようだ。
これらに対してネット上では「え、ニワトコの杖って作れないのか!」「さすがにニワトコ作れちゃったら強すぎるよな」といったファンからの反響が寄せられていた。
また「再現できなくても素材はニワトコにした」「やっぱニワトコ使うでしょ」といった声もあがっている。
(取材・文/Sirabee 編集部・北田力也)