海の赤い宝石アカハタがザクザク40尾…釣りガール三浦愛の愛LOVEフィッシング

今回は、海の「赤い宝石」と称されるアカハタを求めて御前崎へ。友人たちとお世話になっている輝風丸にいざ乗船。まだまだ残暑が続く駿河湾で、気心の知れた釣り仲間と様々な釣り方を楽しみました。40センチ級の大物を仕留めて最高の一日でした。
今回は御前崎港輝風丸を仲間たちとチャーターし、アカハタ狙いの釣りへ! 御前崎港を出発し、20分ほど走った水深30メートル前後のポイントに到着。さほど深くない場所での釣りなので、手巻きでも楽に釣りが楽しめます。アカハタは岩礁(がんしょう)帯に隠れて、エサを狙っていることが多く、そのポイントは根がかりがしやすいので、海底に仕掛けが着いたかどうかをさおと糸の変化を感じながら丁寧に探ります。
タイラバ、ジギング、ワーム、エサ釣り等、みんな各々好きな釣り方でアカハタを狙います。釣り方は、どの釣りもほぼ同じです。着底したらすぐに少しだけリールを巻いて浮かせて、また着底させるのを繰り返します。エサやルアーを様々に動かすことで魚にアピールし釣果アップを図ります。
魚のアタリがあったら、根に潜られないようにすぐに巻き上げます。ポイントに着き、釣りを始めるとすぐに仲間たちは、様々な釣り方でアカハタを釣り上げました!
私は最初にエサ釣りからスタート。エサ釣りはサバの切り身を針に付けます。オモリは20号程度を使います。何度か巻いたり落としたりしていると、オモリが岩礁に当たった感触があったので、少し糸を巻き上げた瞬間に強烈なアタリが!
根に潜られないようにリールを素早く巻くと、明らかにさおに重さが乗っているのを感じました。上がってきたのは、40センチ近い立派なアカハタでした! タイラバやジグ等でもチラホラとアカハタが釣れました。他にはカサゴやエソも釣れ、ジギングでは少し狙う水深を上げることで、カンパチやスマ、シイラ、ワカシなどの青物も釣れました。
大型のアカハタを釣って、仲間と喜びを分かち合いました。久しぶりに一緒に乗った親友も良型のアカハタを釣って、喜んでいました。全員釣れて、小さいものはリリースしましたが、40尾ほど釣れました。まだまだ暑い日が続くので、アカハタもまだ好調な日が続くと思います。ぜひ挑戦してみてくださいね!
アカハタは弾力がある身で寝かせるととても甘くおいしくなります。皮目と身の間は旨味が詰まっているので、ぜひ一緒に調理してみてください。
御前崎港・初めての釣り船smile ship輝風丸 TEL090・3834・2972
◆アカハタのローズマリーオーブン焼き
▽材料 アカハタ半身、トマト1個、じゃがいも1個、ニンニク1片、マッシュルーム2個、アスパラガス1本、ローズマリー1房、オリーブオイル大さじ4、塩・コショウ適量
▽作り方
〈1〉アカハタはウロコを取り三枚おろしにして食べやすい大きさに切る。
〈2〉トマトは4つにくし切りにする。じゃがいもは皮の汚れを取り除き角切りにする。マッシュルームは汚れをキッチンペーパーで拭き取りスライスする。アスパラガスは根元を1センチほど切り落とし、穂先を残してピーラーなどで皮をむき、乱切りにする。
〈3〉ボールにつぶしたニンニク、茎から葉だけを取ったローズマリー、オリーブオイル、塩・コショウを入れる。
〈4〉ボールに切った材料を入れ、オイルを絡ませたらシートを敷いたオーブン天板に並べる。
〈5〉170度に予熱したオーブンで20分焼く。(アスパラガスとマッシュルームは焼けるのが早いので途中で取り出す)