9月とは思えぬ暑さ 月末にかけて猛暑日も 10月は次第に秋らしく 気温変化に注意

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9月が終わりに近づいても、関東から九州ではムシッとした暑さが続きます。10月に入ると、カラッとした秋の空気に替わるでしょう。気温差が大きい一週間になりそうです。朝晩と昼間の気温差も大きくなりますので、服装選びにご注意ください。
あす27日(水) 気温に注目

あす27日(水)は日本海に低気圧が発生し、低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。低気圧に近い北陸や東北を中心に断続的に雨が降り、局地的にはカミナリを伴った激しい雨が降りそうです。仙台は、雨と涼しい海風の影響で朝から気温があまり上がらず、最高気温は23度の予想です。札幌の25℃より低い予想で、肌寒くなりそうです。お出かけには羽織る物が必要です。日差しが届く東海から九州、沖縄は、30℃以上の真夏日になる所が多く、蒸し暑さが続きます。関東では晴れてくるのが昼頃、また北東の涼しい風が入るため、30℃一歩手前。ただ、湿度が高く、ムシッとした暑さでしょう。室内では無理をしないで、適切にエアコンを使ってください。
暑さのピークは28日(木) 内陸は猛暑日も 熱中症警戒

関東から九州では、30日(土)頃まで蒸し暑さが続くでしょう。今回の暑さのピークは、あさって28日(木)になりそうです。あさっては、日差しの届く関東から九州、沖縄では30℃以上の真夏日の所がほとんどです。関東の内陸や甲信では、35℃以上の猛暑日になる所もあるでしょう。厳しい暑さになりますので、こまめな水分補給を心がけてください。また、外で長い時間、作業される方や、運動会の練習をされる方は、こまめに涼しい所で休憩をしましょう。北海道や東北では、28日(木)にかけて通過する低気圧や前線の動きや活動の程度によっては、大雨になるおそれがあります。最新の気象情報にご注意ください。
10月に入ると 秋の高気圧が主役

10月に入ると、本州付近は大陸からの高気圧に覆われてくるでしょう。秋のカラッとした空気を持つ高気圧です。爽やかな秋晴れになる所が多いでしょう。最高気温が30℃以上の真夏日になる所は少なくなり、しのぎやすくなりそうです。秋の高気圧に覆われると、放射冷却の影響で朝晩は冷え込みます。朝晩と昼間の気温差が大きくなりますので、服装でうまく調節してください。東京都心では2日(月)は北東の涼しい空気が入り、気温の上がり方が緩やかでしょう。日中でも23℃くらいで、半袖では肌寒く感じられそうです。体調管理にお気をつけください。