“高齢者の事故”多発する中… 園児が高齢者宅を訪問し交通安全を呼びかけ「気を付けてね」【新潟】

10月に始まった高齢者の交通事故防止運動に合わせ、新潟市南区で保育園児が高齢者の自宅を訪問し、直接交通安全を呼びかけました。

10月6日、新潟市南区の根岸保育園の園児たちが訪問したのは、地域の高齢者の自宅です。

10月の高齢者交通事故防止運動に合わせ、孫世代にあたる園児たちから直接交通安全を呼びかけることで、高齢者により一層事故防止の意識を高めてもらうのが狙いで、園児たちは高齢者に反射材などを手渡して回りました。

【園児】
「『交通事故に気を付けてね』って渡した」

【園児】
「事故に気を付けてほしい」

今年、県内では9月末時点で1977件の交通事故が発生し、38人が死亡していて、そのうち65%を占める25人が高齢者となっています。

【高齢者】
「(この辺りは)小さい子どもがいっぱいいるから、その辺に目を配らせて、交通事故にならないように気を付けている」

【高齢者】
「車の運転とか道路を歩くときとか、周りをちゃんと見て気を付けようと思う」

【新潟南署 原伸一 署長】
「運転する方には高齢者もいると思うので、やはりよく前を見て、注意をして、スピードを出しすぎない。夕暮れ時は早めの(ライト)点灯ということで、よろしくお願いしたい」

県警は交通事故防止に向け、反射材の積極的な活用や早めのライト点灯などを呼びかけています。