【結婚式に関する調査】オンラインウエディングをしたくない人は約4割、最多の理由は? -2位「現地で参列してほしい」、3位「恥ずかしい」

オンライン参列システムを販売するエイトノットは、「結婚式の一部にオンラインを取り入れたスタイルに関する調査」の結果を10月5日に発表した。調査は2023年8月28日~9月7日の期間、3年以内に結婚した、もしくは将来的に結婚したい20~49歳の女性553名を対象に、インターネットにて実施したもの。

結婚式、もしくは結婚イベントの一部をオンラインで配信するスタイルがあることに対し、「知っていて、具体的に説明できる」「なんとなく知っているが、説明はできない」を合わせて45%が何らかの形で知っていると回答。昨年は57%だったことと比較して、認知率は大きく減少している。

オンライン参列を取り入れてみたいかとの質問に対し、全体では「取り入れてみたくない」(44.2%)が最も多く、次いで「取り入れてみたい(もしくは取り入れた、取り入れてみたかった)」(32.9%)、「わからない」(20.7%)と続いた。また、「取り入れたい」は前年から5.9%減少した。

認知度別に実施意向度をみると、オンライン参列を「知っていて具体的に説明できる」人は83.3%が利用したいと回答。理由には、「便利そう」(30%)、「気軽に参列できる」(28.6%)、「会場の収容人数を気にせず招待できる」(24.3%)などがあがった。

一方、「オンラインウエディングを取り入れたくない」人の理由には、「イメージできないから」(29%)が最も多く、次いで「現地で参列してほしいから」(23%)、「恥ずかしいから」(18%)との結果に。

利用したいオンラインサービスについて尋ねたところ、1位「挙式セレモニーのライブ配信&録画視聴」、2位「披露宴・パーティ・会食のライブ配信&録画視聴」(23%)、3位「オンラインを通した、披露宴・パーティ・会食での参列者のスピーチ、余興」(21%)と続き、以降、「WEB招待状」(20%)、「結婚式場とのオンライン打ち合わせ」「引き出物の宅配サービス」(16%)との結果に。

各オンラインサービスの有無について、会場決定時にどの程度重視するかと尋ねると、最も重視する割合の高かったサービスは「結婚準備サイト(スケジュール、ToDo管理など)」(56%)だった。そのほかのサービスもほぼ4割以上が多少なりとも重視する傾向に。