カーネル・サンダースの等身大パネルが16日からKFC阪神甲子園店に登場

日本ケンタッキーフライドチキン(KFC)は、プロ野球・セ・リーグクライマックスステージのファイナルステージの舞台となる阪神甲子園球場に近いKFC阪神甲子園店に、創業者「カーネル・サンダース」の等身大パネル「おかえり! カーネル」を16日から設置する。
1985年に阪神が日本一に輝いた際、熱狂したファンが、カーネル・サンダース人形が3冠王として優勝の立役者となったランディ・バースに似ているとして、ケンタッキー道頓堀店(その後閉店)から強奪し、道頓堀川に投げ込んだ。その後、阪神の成績が長期間低迷したことから「カーネルの呪い」ともうわさされたが、2009年に水質工事を行っていた業者が発見し、引き揚げられた。
見つかった人形は修復されて「おかえり! カーネル」と命名。現在、大阪市福島区の日本KFC関西オフィスで保管されているが、眼鏡やステッキなどは見つかっていない。阪神の18年ぶりのセ・リーグ優勝で再び注目が集まっているが、傷みが激しいために一般公開は難しく、等身大パネルが38年ぶりの日本一を目指す阪神を応援することになった。パネルはプラスチック製で高さは約180センチ。