“女性のための日本酒”販売に向け 日本航空CAが稲刈りに挑戦!「農業の厳しさ分かった」【新潟】

爽やかな秋晴れのもと、弥彦村では来年販売予定の日本酒に使われる酒米の収穫が行われました。収穫作業に汗を流したのは、こちらの女性たちです!

弥彦村で稲刈りを行ったのは、胸に鶴のエンブレムをつけた女性たち…彼女たちは日本航空の客室乗務員などです。日本航空では昨年度から地元の酒造会社などと「女性のための日本酒」を作っていて、今年5月にはその日本酒に使われる山田錦の田植えを実施。

【JAL新潟支店 ふるさとアンバサダー・客室乗務員 小川良美 さん】
「普段使わない筋肉を使っている感じがするので、明日筋肉痛になるのでは」

その田植えから約半年…

【桶屋美圭アナウンサー】
「5月に植えた苗は、厳しい夏を乗り越えこうして立派に育ちました。これからこの稲の収穫作業が行われます」

感慨深そうに作業するのは、企画段階から携わるJALふるさとアンバサダー新潟担当の小川良美さん。

【JAL新潟支店 ふるさとアンバサダー・客室乗務員 小川良美 さん】
「春に植えた苗が、これだけ実ってくれて、うれしい限り」

米の管理を行う上泉生産組合によると、山田錦は晩成品種で猛暑の影響はあまり受けていない一方、水不足により例年より多く用水から水を引くなど対策に苦労したと言います。

【JAL客室乗務員 押野せいほ さん】
「管理してくださっているみなさんがちゃんと育ててくれたから、ここまで育ったんだなと実感してます」

【JAL新潟支店 ふるさとアンバサダー・客室乗務員 小川良美 さん】
「お米のありがたみを感じた」

この日は刈った稲を束ねる作業にも挑戦しましたが…

【生産者の指導】
「こう回す!こう!あ、手はどうしてもわからない…?」
「こう回す!反対ー!ああ、崩れる…」

しっかり縛れていないと、はさに掛けた際に稲が抜け落ちてしまうため、指導にも熱が入ります!

【JAL客室乗務員 押野せいほ さん】
「農家の厳しさが分かりました。やっぱりすごいな…」

最後に、はさ掛けを行い、作業は終了です。

【JAL新潟支店 ふるさとアンバサダー・客室乗務員 小川良美 さん】
「普段は日本酒を飲まれない方も、こう言う取り組みをきっかけに日本酒にも興味を持っていただいて、楽しんで飲んでもらいたい」

収穫した山田錦は来年3月ごろに「そらとなでしこ」として限定販売されます。