行動やしぐさで分かる! 犬の気持ち 第3回 愛犬が飼い主のそばで眠る理由は?

愛犬家なら「犬の気持ちが知りたい」と思いますよね。犬は、言葉が話せなくても、行動やしぐさで伝えているといいます。それぞれにどんな意味があるのか知ることで、飼い主がしてあげられることもあるのではないでしょうか。

今回は平岡動物病院の獣医師・荒木貴裕先生に犬の行動やしぐさについて、教えていただきました。

○■愛犬が飼い主のそばで眠る理由は?

理由はいくつかあると言われています。

【1】安心したい
犬は眠っている時が最も無防備になるため信頼している人のそばで寝ることで何かあっても守ってくれると考えていると思われます。

【2】甘えたい
飼い主のことが大好きなので寝る時も一緒にいたいと感じる時に見られます。

【3】快適さ
くっついて寝ている方が暖かく心地良いと感じているのかも知れません。特に寒くなる季節は多くなるかも知れませんね。

【4】飼い主を守ろうとしている
安心とは逆に飼い主を守りたいと感じる時も同様にそばで寝ることがあります。犬は元々警戒心が強く群で生活をする動物を祖先に持ちます。敵に襲われないように互いにお尻をつけて周囲に目を配りながら休みます。飼い主の足元で寝ている場合は守ろうとしてくれているのかも知れませんね。

○監修ドクター:獣医師・荒木貴裕先生

札幌市清田区の平岡動物病院の院長。主に呼吸器、整形、眼科、歯科の外科とエキゾチックアニマル診療を中心に力を入れている。趣味は娘と遊ぶこと。

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