北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さんが16日、都内で支援者が集う集会に出席し「めぐみちゃんに一目会いたい」と、娘との再会を祈りました。
横田早紀江さんは会の冒頭、「時折、息苦しくなることがある」と最近の自身の体調に言及。さらに「来年になれば有本恵子さんの父・明弘さんも弱ってしまうかもしれない」と述べ、帰国を果たせていない拉致被害者の親世代が再会を果たせるよう、早期の日朝首脳会談の開催を要望しました。
また、早紀江さんは、「ただただ、めぐみちゃんに一目会いたい。45年も会えなかったことは本当に寂しいこと。生きているなら一言『お帰りなさい』と言いたいし、向こうも『長いことごめんね』と、あの子だったら言うような気がする」と、再会を切望しました。
2000年に始まった「祈り会」は、16日で219回目を数えました。前回、早紀江さんは体調不良のため欠席していました。