携帯電話が詐欺事件に使われたと嘘の電話受け60代女性が1800万円詐欺被害 名古屋・守山区

名古屋市守山区の60代の女性が、携帯電話が詐欺事件に使われたという嘘の電話を受け、現金1800万円余りをだまし取られました。10月23日、守山区に住む60代の女性の家に「あなた名義の携帯電話を使った詐欺事件があった」「重要参考人になっている」と国の通信局の職員を名乗る女や、警察官を名乗る男から電話がありました。
その後、検事や警察官を名乗る男から、通信アプリで「マネーロンダリングもあるので口座の金を確認させてほしい」などとメッセージが送られ、女性は男らの指示に従い、10月30日から翌日にかけて、インターネットバンキングを利用して、現金1,808万5,000円を振り込み、金をだまし取られました。
女性は振り込んだ後、連絡が付かなくなったことを不審に思い、警察官が所属する警察署に連絡したところ、話が嘘だったことが分かりました。
警察は詐欺事件として捜査しています。