「煙突の定期点検中に炎が出た」と通報 硫酸などを扱う工場で火災 けが人や逃げ遅れた人はなし

11月6日午後、名古屋市港区の硫酸などを扱う工場で火事がありました。けが人はいませんでした。
消防と警察によりますと6日午後4時半頃、港区築地町の日産化学名古屋工場で「煙突の定期点検中に炎が出た」と工場関係者らから通報が相次ぎました。消防車など24台が出動し、煙突を焼いただけで火は午後6時すぎに消し止められました。けが人や逃げ遅れた人はいないということです。
この工場では硫酸などを製造していますが、化学薬品の流出はないとみられています。現場は、あおなみ線稲永(いなえい)駅から東に1キロほど離れた、倉庫などが並ぶ場所です。