笹団子やトキ… 電車モチーフも!? 児童が考案したのは“オリジナルおにぎり” 新潟の魅力発信へ

10月に発表された都道府県魅力度ランキングで26位という結果になった新潟。そんな新潟の魅力を再発見し、多くの人に知ってもらおうと、新潟市の小学校で児童たちがオリジナルのおにぎりを考案しました。

新潟市中央区の上山小学校。

【桶屋美圭アナウンサー】
「タブレットを使って新潟の魅力をPRしているのは、5年生の児童プレゼンしているのは、自分たちで考えたおにぎり」

新潟の魅力を発信しようと、上山小学校では、去年から5年生考案のおにぎりを近くの商業施設で販売する取り組みを行っています。

11月13日は、店頭に並ぶおにぎりを決めるため、投票で選ばれた8グループが自分たちのおにぎりをPRしました。

【児童】
「見た目は笹団子だけど、中身は違うというコンセプト。その名も、笹団子じゃないよ!」

笹団子のような見た目に、新潟の秋の味覚・カキノモトで彩りを添えているほか、具材には神楽南蛮味噌や塩引き鮭を使用しています。

【児童】
「新潟をあまり知らない人やSNSをやっている方に食べてもらって、きれいとかそういうので載せてもらったり、新潟のものをたくさん使っているので、そこをアピールしてほしい」

ほかにも、新潟名物・タレカツを使ったボリューム満点のおにぎりやニシキゴイやトキを表現したおにぎりなどが登場。中には…

【児童】
「僕たちがアピールしたい新潟の魅力は電車。私たちが考えたおにぎりは、その名も…新潟の歴史あふれる赤黄電車おにぎり」

電車をモチーフにしたおにぎりを考案するチームも。児童たちのアイデアに審査員も思わず…

【審査員】
「これ、選ぶの難しい。全部というわけにはいかない…」

見た目だけでなく、食材や栄養素についても勉強し、商品化を目指して取り組んできた児童たち。

【児童】
「みんなも美味しそうと言ってくれてうれしかった」

【児童】
「商品化して、みんなに新潟の魅力を知ってもらいたい」

【料理研究家 佐藤智香子さん】
「子どもたちの本当にみずみずしい発想力に、ただただ感動している」

【KITAMAE 鈴木雄祐 店長】
「子どもをたちの思いをしっかり伝えられて、地域の方々が笑顔になれるおむすびを販売したい」

今後、審査を経て、8つから最大4つに絞られ、来年1月ごろに発売されるということです。