【中毒性がヤバい……】すき家の新作「肉味噌牛担々鍋定食」を食べたらウマさにビックリ! 野菜でご飯が消えかけたレベル

11月なのに、なんでこんなに暑いんだよ! ……とボヤいていたのも束の間、なんの前触れもなく急に秋めいてきたではないか。

「やべっ、服とか何着ればいいんだっけ」とプチパニックに陥りつつ、「ってことは、今年も『牛すき鍋定食』の季節がやってきたじゃん!」と極めて冷静に歓喜している自分もいることに気づく。

そう、肌寒い季節になったということは、それはすなわち、すき家が「牛すき鍋定食」のシーズンに突入したことを意味するのだ。秋服など不要。食べれば心も身体もアツアツに温まる「牛すき鍋定食」の新作をさっそく味わってきたので、その詳細をお届けしたい!
○▼中毒性がヤバい! すき家の新作「肉味噌牛担々鍋定食」を実食

この時期になると牛丼チェーンでは鍋系(すき焼き含む)のメニューを出すところも少なくないが、正直、すき家は頭ひとつリードしていると個人的には考えている。というのも、こういうときのすき家って、基本的には一本槍じゃなくて、二枚看板でくる傾向にあるんよ。

今回のケースでいうと、こんな感じ。

そう、今年のすき家の鍋メニューは……

「牛すき鍋定食」(並盛 890円)と……

「肉味噌牛担々鍋定食」(並盛 890円)の2パターン。

で、すき家の場合、まぁ定番の「牛すき鍋定食」がウマいのはもちろんなんだけど、もう1パターンのほうも間違いないクオリティに仕上げてくるのである。毎年、どちらがメインとも言えない二枚看板で攻めてくるのだ。

去年は「牛・麻辣火鍋定食」、一昨年は「牛・旨辛鍋定食」と辛い系が続いているけど、もうね、どれも絶品でした、ハイ。

今年は「肉味噌牛担々鍋定食」ということだけど、これももう絶対にウマいことはわかっている。問題は、「牛すき鍋定食」とどちらを選ぶかだ。

値段は一緒だから、シンプルに気分で選ぶしかない。まずは定番の「牛すき鍋定食」かな~。しかもこれ、たまご2個付きだからね。サービス精神、ハンパじゃないでしょ。「やっぱりたまごは2個あったほうがいいよね?」「ああ~、まぁそうですね」みたいな軽いノリで決まっているわけがないので、ちゃんとすき焼きの量と客の気持ちを踏まえたうえで決断してくれたのだろう。

でもな~……

やっぱりこの新顔も捨てがたい。さて、どうするか……。う~ん……。

はい、きた~! 「肉味噌牛担々鍋定食」きました~!

ウマそうすぎるぞ~! なにコレ……!! ビジュアルからもうたまらんっ! うどんも入ってるやんけ!

テーブルのうえでもファイヤーしているから超~熱々なんよっ。

湯気もご覧のとおり。まさに肌寒い季節にピッタリ。最高すぎるでしょ!

まずはスープだけ一口……

……ウマッ!!!! 胡麻、味噌、野菜の出汁……すべての味がめちゃくちゃキマってる! えっ、ウマッ……。ちょっと待って、ウマすぎるんですけど。

よし、ちょっと落ち着いて、メインとなる牛肉を食べてみよう。

フーッ、フーッ、パクッ……。

熱ッッッ!! あっ、でもウマッ! やっぱりめちゃくちゃウマい!!!!

スープは胡麻の旨味が凝縮されており、濃厚でまろやかなコクがたまらない。そこに生姜、おろしにんにくで炒めた肉味噌の強烈な旨味とビリッとした辛味が乗っかり、何重もの味わいが複雑な層となって広がっているのである。そのスープをまとったすき家の牛肉、ウマくないわけがない……!

もちろん、ご飯にもめちゃくちゃ合う! というか、ご飯が進みすぎてしまう危険な味わいである。味の濃厚さもさることながら、辛さのバランスがマジで絶妙な設定になっているから、つい食べる手が止まらないというか、もはやウマさ & 辛さの中毒性のようなものにやられている感じというか……。これはヤバい。肉もご飯もすごい勢いで頬張ってしまう。

嬉しいことに、肉味噌牛担々鍋には野菜もたっぷりと入っていて、この1食で1日の半分の量の野菜が摂取できるらしい。実際、長ネギ、白菜、ニンジン、たまねぎ……といろんな種類の野菜が大量に入っている。

これがシャキシャキ & とろとろ食感でまたすごく美味しい……。スープの味が染み込んでいるので、噛むたびに旨味がじゅわ~っと溢れ出すし、濃いめの味付けだから、まるでキムチのようにご飯がよく進む! 野菜だけでご飯がなくなりそうなんですけど~!

結構食べたのに、肉も野菜もまだまだある! ボリューム感がすごいので、890円という値段設定でもまったく割高感はない。いや、むしろうどんまで入っていることを考えれば、すき家のメニューの中でもかなりコスパが高い部類にはいるのではないだろうか。

最後はうどんで締め。随分と煮込んだから食感は期待できないのではないかと思いきや、これがもちもち感とともにほどよい弾力も残っていて、すごくちょうどいい感じで! スープの味も染み込んでいてウマい!

鍋に若干残ったスープを見ながら、「ああ、ここに牛肉を追加したいな」「もしくはご飯を入れて雑炊にするのもいいな」などと考えながら、最後の一滴まですくい取って飲み干したのだった。

ということで、この秋冬シーズンはぜひ、すき家で鍋系のメニューを試してみてほしい。かなり満足度が高いので、気軽に贅沢したい気分のときの夕食としてもおすすめだ!