ペットボトルの底の形状、バラバラなのはなぜ? 理由に「だからか」「納得です」

スーパーやコンビニには、たくさんのペットボトル飲料が並んでいます。よく観察してみると、それぞれの形が微妙に異なっていることに気付くでしょう。
同じ飲料用ペットボトルなのに、なぜさまざまな形が存在しているのでしょうか。日常生活で抱きがちな疑問を、飲料メーカーであるサントリーの公式Q&A情報から解説します。
ペットボトルの形の違いで、特に気になるのが「底」部分です。お茶やお水のペットボトルの底が比較的シンプルな形状をしているのに対して、炭酸飲料入りのペットボトルは独特な形をしています。
これは、炭酸の圧力でペットボトルの形が変わるのを防ぐためです。お茶やお水のペットボトルのようなシンプルな形状の底を採用すると、炭酸の圧力によりボトルが変形し、立てられなくなる可能性があるでしょう。
だからこそ、ペットボトルに使われている素材そのものの強度を高め、5つの花びらのような「足」を付けています。複雑な形状にすることで、炭酸の圧力に負けずペットボトルを自立させられるというわけです。
サントリーによると、「丸みを持った5枚の花びらのように見えることから、ペタロイド(花弁)型と呼ぶことがある」とのこと。炭酸飲料入りのペットボトルを購入する際には、ぜひ注目してみてください。
炭酸飲料に使われている、底の形が独特なタイプのペットボトルは「耐圧用ペットボトル」と呼ばれています。
このほかにも、ペットボトルの種類はさまざま。四角いデザインで力を入れてもなかなかへこまないペットボトルは「耐熱用ペットボトル」です。熱に強く、お茶や野菜ジュースなど、高温で殺菌してから充填する飲料によく使われています。
ミネラルウォーターなどの、へこみや溝が多いタイプのペットボトルは「無菌充填用ペットボトル」です。それぞれの用途や特徴にも注目してみましょう。
ペットボトルは、私たちの生活に身近なアイテムです。形状に違いがあるのは、それぞれで異なる性質を持っているから。中身や製造方法に合わせて、ぴったりなペットボトルが使われています。スーパーやコンビニでペットボトル飲料を購入する際には、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]