職員に「アホ」などのパワハラ発言等…愛知県の東郷町長に対する不信任決議案提出 27日午後にも採決の見通し

職員に対してハラスメント行為を繰り返していた、愛知県東郷町の井俣憲治(いまた・けんじ)町長に対する不信任決議案が27日、臨時町議会に提出されました。午後にも採決されます。

東郷町の井俣憲治町長は、複数の職員に対して「アホ」「バカじゃねえか」などのパワハラ発言や、女性職員にセクハラとみられる言動をしていたことが、職員が実施したアンケートで明らかになっていました。

27日朝、傍聴を求める多くの町民らが訪れる中で臨時の町議会が開かれ、冒頭、井俣町長は自身のハラスメント問題について改めて謝罪しました。

井俣町長:
「東郷町に関係する全ての方に対し、この場を借りまして改めて謝罪をさせていただきます」

その後、井俣町長への不信任決議案が提出され、議員から提案理由が次のように説明されました。

山下茂議員:
「実際に町職員からの訴え、加えて町長自らがこのハラスメントに関して被害者に向けて既に謝罪を表明しております。明らかに町長としての信なしと」

不信任決議案の審議は現在も続いていて、採決は午後になる見通しです。