岩手で“カビ毒”検出の小麦 新潟県内の給食でも提供… 因果関係は不明も児童1人が下痢症状

岩手県のJA全農いわてが販売した小麦からカビ毒が検出された問題で、新潟県内でもこの小麦粉を使った給食が提供されていたことが分かりました。

JA全農岩いわてが去年9月22日~今年11月20日までに出荷した「ナンブコムギ」711トンから基準を超えるカビ毒が検出された問題。

JA全農いわては、製粉メーカーに出荷停止を求めていますが、新潟県内ではすでに11月、上越市・三条市・弥彦村でこの小麦を使用した南部せんべいをせんべい汁として学校の給食で提供していたことが分かりました。

小麦との因果関係は分かっていませんが、弥彦村の弥彦小学校ではせんべい汁を食べた小学2年の女子児童に下痢症状がみられたということです。