千葉県職員ボーナス平均85万円 条例可決、0.1カ月分追加へ 知事は391万円

千葉県は8日、職員5万4124人に冬季ボーナス(期末・勤勉手当)を支給した。管理職を含む平均支給額は85万125円(昨冬比2万2136円減、平均39・0歳)だった。県人事委員会の勧告に沿って年間支給月数を0・1カ月分引き上げる条例案が12月定例県議会に提出されており、19日に可決されれば差額が支給される見通し。
県によると、総支給額は約460億1200万円(同約13億3500万円減)。平均は一般職員78万7668円(同2万4071円減、39・5歳)、教員87万156円(同2万3521円減、39・1歳)、警察官85万8393円(同1万5788円減、38・0歳)。条例案が可決されれば、一般職員の行政職で平均約5万7千円が追加支給される。
知事や県議らにも支給され、知事の支給額は391万6130円。議長は286万3800円、副議長は250万2600円、それ以外の県議93人は227万400円。知事らについても0・1カ月分を引き上げる条例案が出ており、知事は18万2146円、議長は13万3200円が追加支給される見通し。
県人事委員会は10月、民間企業との賃金格差是正や人材確保に向け、引き上げを勧告していた。