捨てるだけの野菜くず アレに活用する方法に「いいこと聞いた」「やってみます」

ニンジンやタマネギ、葉野菜など、料理に使う多くの野菜は使う時に「くず」が出ます。食べるところではないので捨ててしまうのが一般的ですが、もったいないと思うことはありませんか。
実際に食べることはない部分でも、野菜そのものの栄養は残っています。フードロスを減らす観点からも、この野菜くずを効率的に使いましょう。
カエルのマークで知られるサステナブルハウスケアブランド「Frosch(フロッシュ」のInstagramアカウント(frosch.jp)では、野菜くずからあるものを作る方法を紹介しています。
ベジブロスは、ベジタブル(野菜)とブロス(だし)を合わせた言葉で、意味はそのまま「野菜で作るだし」のことです。
ブイヨンのように野菜を丸々使うのではなく、野菜のへたや皮、芯などを使います。SDGsへの取り組みが盛んな今、フードロス削減につながると注目されている調理法です。
ベジブロスに使う野菜に決まりはありませんが、相性のいい野菜はあります。代表的なのが、ニンジン、タマネギ、セロリ、パセリ、ジャガイモ、ネギです。反対に、あくの強い野菜やキャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜は相性がよくありません。
ベジブロスの作り方を見てみましょう。
1.野菜くずを洗っておく
2.大きめの鍋に野菜くずと水を入れ、火にかける
3.沸騰したら弱火に変え、30分ほど煮出す
4.30分たったら火を止め、ザルでこす
煮出すことであくが出てきますが、その中に「ファイトケミカル」というさまざまな栄養素が含まれているので、アクは取り除かないようにしましょう。
ベジブロスは、スープやカレー、炊き込みご飯などに使えます。普段の料理に加えてみましょう。
できあがったベジブロスは、粗熱を取ってボトルや保存容器に入れて冷蔵庫に入れましょう。使い切る目安は、約3日です。
ジッパーバッグに入れれば、冷凍保存もできます。小分けにしたい場合は、製氷器を使うのもおすすめです。冷凍保存の場合は、解凍後すぐに使うようにしましょう。
野菜くずがそこまで多くないという場合は、たまるまでジッパーバッグに入れて冷凍しておく方法もあります。野菜くずがたまってきたら、ベジブロスを作りましょう。
SDGsの取り組みは、自宅でも簡単にできます。ベジブロス作りを、その一歩にしてみませんか。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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[文・構成/grape編集部]