「焼肉店の本音をいいます」 店員が「やめたほうがいい」という行為とは?

「焼肉店の本音をいいます」
このような言葉をTwitterに投稿したのは、群馬県前橋市と高崎市にある飲食店『ホルモンしま田』。
一部の客による、無理な要望に困っているのだそうです。
焼肉店の店員が、客にいわれて困る言葉。それは…。
「このレバーって生でいける?」
牛のレバーを生で食べられるかという質問でした。
2012年7月から、生食用として販売・提供することが禁止となった牛のレバー。
死亡の原因にもつながる重い食中毒が発生するリスクがあり、安全に食べる方法が見つかっていないため、2023年時点では牛のレバーを生で食べることはできません。
レバーの生食が規制される以前は、飲食店でも提供されていたことから、禁止されてからも食べたがる人がいるのでしょう。
ダメだと知っているにも関わらず「生で食べられるか」と聞くのは、いわば「この店で違反行為をしてもいいか」という問いになりかねません。
『ホルモンしま田』の担当者は、ルールを守らないような行為を「本当にやめた方がいい」「恥ずかしく思う」とつづっていました。
焼肉屋の本音いいますレバ刺し禁止になって10年以上『このレバーって生でいける?』この言葉を未だに店員に言うの本当にやめた方がいい今だに言う人いると毎回恥ずかしく思ってしまう多分彼氏、彼女にしてほしくない行動ランキングトップ50位に入る以上。 pic.twitter.com/XJgOHhoQCM
もちろん、規制されていることを知らない人には、牛のレバーは十分な加熱が必要であることを説明しなければなりません。
しかし、事情を知っているのであれば「昔は食べていたから大丈夫」などといって、店に迷惑をかけないようにしたいですね。
投稿には、さまざまな意見が寄せられていました。
・お店の迷惑や自分の身体をかえりみない人がいると考えると、悲しくなります…。
・どうしても食べたいなら、レバ刺しにしてもOKな馬にしましょう。
・規制されてからもう10年も経つんだ。忘れている人もいるだろうから、そういう人がいたら教えてあげよう。
店側は、客に安全に食事を楽しんでもらうために多くの努力しているはず。
その想いをふみにじるようなことはせず、ルールを守りながら、食事を楽しみたいですね!
[文・構成/grape編集部]